子猫と仲良くする方法

幸せをいつも見詰ている筈なのに、色がわからない



あなたを愛していた筈なのに 透明になってしまった

愛の価値はわからないのに

いつまでも形を変え続けて私達をおかしくさせてしまう



眼に見える病は全部自分の所為である筈なのに

恋だけは他人の所為



唇も指先も脚の性感帯も、眼球も汗も涙も

ぜんぶ たべて/なめて/とって あげるよ



君の過去が僕の糧だから

僕の過去は君の嘘だね





「過去の所為で死んじゃいたい」

そうだとしたら もう 君は しんでしまっている

単なる亡霊に過ぎない

私達は実体があるようで、 無い



だから痛みを欲しがるのさ

神経があるから 痛いのにね



だから温度を欲しがるのさ

皮膚があるから 温かいのにね



誰にも 触れることが できない

それは 一体なんなのかしら