基本的欲求

ある朝目覚めて「もっと早く起きろ」と言われ、
早く起き続けた。

そしたら眠れなくなって、夢が段々現実と重なってどちらも変わらなくなった。

そして、眠らなくなり、「早く寝ろ」「寝ろ」「眠れ」と

言われ、病院に行きました。

睡眠薬ください。



「頭がおかしいやつが働ける訳ないだろ」

ありえないなんて、ありえない。

解ってて言うのと、解ってなくて言うのは重さが違うよ・・

では、何故あなたは頭がおかしいのに働いているのですか。

頭がおかしいやつって一体誰ですか。

(それは、あなたです)



ある日から、食べられなくなり、喉を通るのも口の中で混ざるのも

不快感を伴った。

中に入ってもぐるぐると渦を巻いているようで、

口から出ようとした。

僕は病院に行くのをやめた。これは迷惑だ。

僕が学校に行くのをやめた。これは迷惑だ。

「学校をやめてる時点でだめ」

「みんなおなじ」「みんなおなじ」「みんなおなじ」

「なにもしてないくせに」

「みんながんばってる、でもおまえはがんばってない」

「ころせるもんならころしてみろ、できないくせに」



なんだったっけ

「やりたい事探せよ」だったっけ

「したい事がないのか」だったっけ

僕から全部奪った言葉。



ある日気付き、目が覚めた

だが、また夢の中だった

正直安心した。「これは夢さ」

違和感を感じない違和感。

人間が怖いってそういう事。

無駄に喋る事も、無駄に光をつける事も

灯りが無いのが不安な事も、

それが何故なのかも知らないまま

人間が死ぬってそういう事。



人間は全部終わらせてるって事。

だから人間は終わってる。

「あなたも人間でしょう」



明らかに違ったら、どうする





笑われ、貶され、否定される理由がわからないまま

僕は永遠に

親に理解されないまま

僕は永遠に

親に否定された感覚を知って

僕は永遠に



親以外に愛されてる

みんなやさしい

みんなうれしい





最初から

みんな仲良くなればいいのに と思っています

最初から

全部決まってる と思っています



ですが決まっていない事があります

それはみんな違い、それがみんな同じという事を

理解しているのなら

みんな同じって言っていい



なにも見てない、知らない癖に

それを言うのに

なにも考えていないならゴミ

なにか考えていたなら哲学人間

なにか見て、しってる上で

それを言わず

なにもかも考えているなら哲学者




一緒にしていいけど、同じにしないで

それは存在を破壊しているよ

再構築できないのに、それはしてはいけないことだよ



人間は神をも殺し、世界を止めました

なのに時計を作り、時間をも支配しています



異形です

滅びます。完全に滅びます。

宇宙も滅び、繰り返しも滅べば



人間もなにもかも

存在しているということすら

それ以前すら

それ以前すら

それ以前すら・・・    それ以前すらの永遠もその永遠も永遠も永遠も永遠も・・・

先も先も先も先も先も・・・



可能性を信じないって この事。

頭がおかしくなりそうで、一向にならない。

そう、

頭って最初からおかしいの。



脳だけが、

「不思議」である事を許されてる。