君は最後の夢



毎日人は塵の様に消えてゆく

毎日鼠算の様に生まれている

産声と思えば少し救われる

呼吸停止で自動的に死ぬ

死にたがる人は死が宝石で

生を、未来を悲観して逃げようとする

生きたかった人は既に居ない

もう少しと涙を流しても

強制的に、時限爆弾の様に終了



毎日人が塵と同様に動いてる

人生の交錯

電磁波と電磁波が相殺し合う

合致にて完了

願いは叶わない

望みも無い





わたしとは なんぞや







願いは叶わない