芸術

少し潔癖で、完璧主義者の私は

綺麗な、完璧なものを求めていて

自分の絵も、線も

私の眼と脳は否定していた



完璧なものは芸術じゃない

むしろ未完成な物達が魅力を発して

不可思議なものはより芸術へと昇華されていた



完璧なのは世界なのだ




だから世界には愛が無い

完璧なのは人間   彼方達なのである



僕は未完成で、不可思議だ

だから僕の存在は芸術

だから僕の存在は魅力



でも