DEATH to people
現実に囚われ耳を塞ぐ
何処に居ても人間達の声がする
全てが雑音 恐怖 妄想に鏤められた過去の幻想
不快感を取り払うのは無駄
食して食して食して出す 吐く 死ぬ
幾ら耳を塞いでも指の隙間から雑音が入り 僕は不機嫌
生きる価値も無い
生きる価値も無いが死ぬ価値も無い
如何しても振り払えない
少しの希望に縋って足掻いても其処からまた絶望が湧く
潔く死を選択しても心の奥底に沈んだ光と
数少ない貴重なつながりが僕を束縛する
僕は死にたくないのだ
だが、死は受け入れるべきだ 其処は理解している 諦めている
僕は死にたいのだ
だからお前等も死んだ方が良い
如何して馬鹿にされなければいけないのか
目を閉じた女の絵と、泣いている女の絵しか今まで描いていない事に気付く
と云う事は
僕は世界から目を閉じたい、僕の心は泣いている
ってことさ