笑われBさんの一生

「なんで?」

構って、
(甘えたいなぁ)

構って、「忙しい」



何もしていない癖に、
「なぜおまえはそんなに偉そうなんだ」

なんでだっけ
(何処となく、なにかしら自信の様な。見下しを抱いていたんだと思う。



小学校は、泣いてばかりでした。
泣いている人に、話しかけると殴られました。「なんで?」

誰かの為に必死になり、誰かの為に何かをしたかった。

でも、みんな嘘吐きでした。裏切られました。
頼っていた人に、「お前ばかりの相手をしていられない」

頼ることをやめ、ひとりで歩きました。
ひとりでいると、用も無いのに殴る為に誰かが近寄ってきました。

「なんで?」   「楽しいから」

ああ、楽しいんだ。じゃあ、僕は人を楽しませている。
殴られても、どうでもいいので無抵抗。
意味も無く抑え付けられ「謝れ」と言われたので謝りました。

土下座すると、「プライドが無いんだな」と言われました。

先生に相談すると、「自分で解決しなさい」
親に言うと「やりかえせ」とばかり言われました。

ああ、この人たちには何もわからないんだ。   そう思いました。

小学生の時は、毎日泣いていました。
嘘泣きと言われても、本当に泣いていても、すぐ泣いても
「泣き虫」呼ばわりでした。

泣いたら、相手をしてくれる。   もうひとりでした。

でも何故か、その人たちと居ると面白くて
一緒に帰ったりもしました。         でもそれは

僕のこれは いじめ では無いのだと、今では思います。



一人で居るのに、勝手に誰かが寄ってきました。
一人で居たいから、避けました。

写真に写ると、気持ち悪い自分が居ました。
人前に出ると、気持ち悪い自分が居ました。

無口でした、喋らないので、嫌われました。
第一印象は決まって、「不思議」

僕にとっては、これが普段だったので家に返っても何もしませんでした

絵を描くのが好きで、好きで、 、、好きで 、、、

ずっと描いていました。



中学校、

友達」を作ろうと思い、作らねばと思い、

仲良くなろうとすると、初対面で蹴られ、  殴られました。



「ここは地獄だ」

後から出会うと、みんないいひとになっていて、
こんな過去を持っている自分が、よくわかりません。

ぜんぶなかったことになっていました。



した方は忘れる。された方は忘れない。

僕にとっても言える言葉でした。
身体能力で、どうしても追いつけない理由があり、
それに対して、何かしらの非難を受け続けました。

外見的なことを、非難され続けました。



僕にとっては普通だったのですが、





僕が鏡に映す自分と、周りから見えている自分は全く違うのか、

そう思いました。




いつも下を見ていました、

楽しそうに、はしゃぎ、笑っている人達を見ると

大勢居すぎて、視界に入り過ぎて疲れました。




登校拒否はありません。

いかなければいけないのです、

休む」事を許されません。



高校生

周りが鬱陶しく、居場所がありません。
誰も居ない教室を探して、そこでご飯を食べました。

人が多い場所に行くと

決まった人間に決まったことを言われ、
気持ち悪がられる。



そして笑われるのです。




居場所がありません。






今になって、病院に行き

やっと僕の状態が解った親が、

同情をし、泣いた次の日。



怒鳴られました。


医者が絶対と思っている貴方達が、凄く怖い。

「薬がなくなっている」と隠した本人が言う。

僕は触っていない。

そして、自分で見るとありました。

「親の頭がおかしくなった」と思いました。



父親は、いつも独り言で「ばーか」「あほ」「がsjgさじゃjs」と言います

朝、起きるとテレビがついていて、

明るいのに電気がつきっぱなし。

それを注意すると、「お前が電気代払え」と言われそうなのでやめています。

明らかに父親に悪い部分があったことがあり、

「謝れ!」と言ったら

「なんでお前に謝らなあかんの」と言われました。



機嫌が悪いときは、怒鳴られ

さいころ、蔵に閉じ込められました。

とてつもなく怖かったのでしょう、「出して」を何度も叫びました。

次の日の朝、出ました。




叔父が亡くなり
叔母が亡くなり
祖父が亡くなり
祖母が亡くなり
亡くなり、亡くなり、

葬式で、香典で、

決まった態度と、後の笑い声。



死んだことをすぐ忘れる貴方達が怖い。



居てくれた犬が死にました。

散歩は僕の役割だったような気もします。

中学生の頃、急に懐いてくれて嬉しかった。

最後の世話は、僕はなにもしていないけど

死んだ明くる日、沢山泣きました。

泣くのが償いの様な、なにか意味があったのかもしれません。



目が半端に開いていたので

閉じさせようとしたら

死後硬直で硬くなり、もう閉じませんでした。

沢山泣きました。



親は泣いていません。

この人たちは人間で、忙しく、疲れきっています。



父親は、今やりたいことをしていると、自分に言い聞かせ

疲れ、ストレスで暴言を吐き、罪まみれです

母親は、なにも知らず、

ただ、この人と居れば幸せなのだろうと思いました。

母親には友達が全く居ません。

働き、家事をして、父親についていくのが   一生なのだろう、と思います。



父親に対しては、ずっと悲観しか抱けません。

「人と関わるのが嫌いだったが、好きになれた」

そう言っているのに、何故そんなに独り言を言うのか、

歩く度に、「よいしょ」と言い続けなければ歩けないのか



運動しているのは嘘で、






僕に対して、「なにもしていない」と言うのは

見ていないからだ。

僕は一生懸命、やってきた、頑張って必死で見つけて、

していた筈なのに

学校を辞めた瞬間から  「やりたいこと見つけろ」   と

全く訳が解りません。





今まで 放任

今は 無関心



いつまでも偉そうなこの人がわかりません。

おまえがやっているわけではないのに

おまえがやったときだけ「ぜんぶじぶんがやった」と言い切れるのは

どうして



見ればわかる事をいちいち聞き返し、

食べたくないのに、食べることを強制される

見ればわかる



私は甘えたことがない

私は祝われたことがない

だが、今まで生かせて頂いた。



私の不幸は到底、気付いて貰えず

それを

「みんなおなじ」で汚し、誤魔化してしまうのです。




僕は幸せです。

死ぬ。のは簡単。

簡単じゃないのは、死にたくない人と、死ぬのが怖い人達。

死ぬのは怖いことじゃない。

死なないからだ。



生きている

死ぬ



それはすべてまやかしで、人間だけの固定概念だ。

「なんで?」






葬式があるからだ・・・

燃やし、墓石を立て、埋骨をする



それらすべてが間違いだ。






動かなくなれば埋め、

自然に繋げねばならない。




それらすべてが間違いだ。

だが、

これが人間です。





生まれてすみません

愛してくれないなら、

愛すことを許せ



認めてくれないなら、

認めよう?





葬式に出ない、と思ったけど

葬式には出ると思う。

ただ、それまで会わなくなるだけだ。






起承転結の

最後は

また戻ってくるからだ。