どうでもいいかも
遠く離れた煙突から出る煙を見たら空しくなった
流れていく風景に自分を投影してみる
ある本を読んで、「ああ、僕は、こんなことしてもらったことがない」と思って、また泣いた
泣いてばかり、僕の望みはひとつも叶わない
きっとそういう運命で、この魂はそういう呪いにかかっているのだ
そうに違いない
僕がそう思えば思うほどに呪縛は身を縛る
失った時と取り返しが付かない出来事が僕の記憶の癌
自分に無い物としてもらった事が無い事柄を強請り続けて地に眠る
フクイくんに絵を馬鹿にされた時も
でもそれが「冗談」だって事も
凄く悔しくて、悲しかったんだ、だって美術を馬鹿にされたから
僕には本当に絵しか無いんだ
考え出すと思うけど、もう『これに縋るしかない』
こんな人生面白くない、だから面白くしなきゃ
みんなに感謝しきれない程に僕は幸せ者になれるのかな
今の時点では友達で居てくれるだけで幸せさ
でも
僕と一番仲が良い人は居ない
僕が一番 っていう人が居ない
みんな誰か他に 一番 が居る
僕は誰かにとって特別になりたかった
荒れ狂う未来の闇と嵐を想像しながら今を生きて
電車の中の時間も苦痛では無くなって
学校が只、凄く凄く楽しみなんだ